混乱と慎重

週明け30日の東京時間は、全体的にピリピリと緊張感に包まれる展開となりました。トランプ政権が掲げている政策への警戒感により株価が抑えられ、日経平均株価は前営業日比-98.55円の1万9,368.85円となりました。

一方ドル円も緊張感に押し潰されてしまったのか、朝方には114.9円につけていたものの、一時114.3円にまで下落する場面も見受けられました。ただ今週は日銀の金融政策決定会合や、FOMCが予定されています。何かと混乱はしているものの、状況を見極めたいという思惑もあるのでしょう。

さて欧州時間です。引き続き苦しい展開が予想されますが、なんとか今は踏ん張るしかありません。懸念材料だらけなので市場が活気づくかと問われると何とも言えませんが、慌てることなく冷静に対処したいものです。

振り回されっぱなしの市場

ムニューチン次期財務長官の「過度に強いドルはマイナス」との発言を受けて、ドル円は一時期112.5円まで値を下げてしまいました。その後はなんとか113円台まで回復はしたものの、重い展開は相変わらず。

現時点では112円を下値として捉えて、113円になったら動き出した方が確実かもしれません。大きな儲けは出ませんが。 ともあれトランプ政権に振り回されっぱなしの市場で尚且つこれといった材料も無かったので、動きづらい展開となりました。

さて欧州時間です。注目はイギリス最高裁判所のEU離脱議会承認の判決がどう出るかでしょう。判決次第によってはポンドが大きく動き、ドルや円にも影響が出るかもしれません。EU離脱にトランプ政権と頭の痛いことが立て続けにありますが、何とかここは踏ん張って行きましょう。

今度はヨーロッパを攻撃

最近プライベートの方が忙しく、経済ニュースが中々追いつけない状態。ちなみに17日アメリカは祝日でお休みだったそうで、何ともうらやましい話です。だけどヨーロッパの方は、おちおちと休んでいる状態じゃ無かったようですね。

引き金となったのは、トランプ次期大統領。あのオジさん、今度はヨーロッパの自動車メーカーに矛先を向けたようで、自動車メーカーの株が下落しました。更にイギリスだけでなく他にもEU離脱する国が出て来るぞとも言ったようで、もうむちゃくちゃです。

これが、イギリスのハードブレグジットが囁かれている中でだから投資家もたまったものではありません。 厳しい状況はしばらく続きそうですが、とにかく今は何とか耐えて行きましょう。

ハードブレグジット懸念

欧州時間に入ると、ポンド円がストーンと値を下げてしまいました。東京時間では142.7円だったのが、欧州時間に入ると141.9円まで下値を広げます。この影響を受けてかユーロ円は123.6円から123.0円へ・ドル円も117.1円から116.8円へと動いてしまいました。

一体何があったのかと言うと、EU離脱関連です。イギリスのメイ首相はテレビインタビューにおいて、「イギリスは断固としてEU離脱を行う!」と方針を固めました。お蔭でハードブレグジット懸念が強まり、ポンド売りが優勢になりました。

さてNY時間です。ハードブレグジットという嫌な空気が流れているので、ドル円118円てのは厳しそうですね。上がったとしても117円半ば辺りか?米長期金利が上がれば118円はあり得るとは思いますが、どうでしょう?

プレイバック!

年明け早々にまさかの「ぎっくり腰」にやられてしまい、市場を追うにしても酷い時で3分が限度。それ以上いると立てない・そして息も出来ない。マジで。キツイです。

でもそんな最中にも何とか追いかけることは、一応は出来たのでプレイバック! 市場を動かしたのは「雇用統計」と見ている専門家が多く、個人的にはこの意見には賛成。

だけど大きく揺るがしたとなったら、トランプ次期大統領の“企業攻撃“でしょう。お蔭で自動車を中心とする日本株は下がり、円高ドル安へ一直線。考えるだけでもぎっくり腰が悪化しそうです。

勘弁して下さい。 今週はトランプ次期大統領の記者会見が予定されており、内容次第によっては嫌な方向へ動くかもしれません。十分に警戒を!

新年早々のマーケットは?

株価や通貨の動きはそこまで悪い訳ではありませんが、少々物足りなさを感じるのは気のせいでしょうか?年初めだからある意味仕方ないかもしれませんが、折角気合を入れて臨んだのに肩透かしな思いがあります。

その中で支えになったのが自動車販売と原油価格の好調。自動車販売は景気の上向きや、ガソリン価格の低下により過去最高を記録!幸先良いスタートと見て良いかもしれません。

でもFOMC議事要旨において、「緩やかな利上げが適切」としながらも、「ペースが加速するかもしれない」と言及。今後、注意はしておきたいポイントですね。

尚ドル円は117.3円~117.4円の間を推移。4日のNYダウは2万$へと行きたいものの、現実味を帯びた数値となっています。