5月もいよいよ最終日

5月最後の日経平均株価は2万2,201円・前日比+183.30円と大幅上昇となりました。イタリア政局が落ち着いた事により、イタリア国債利回り上昇は一服。前日NY株も上昇し、リスク回避が落ち着いたことが材料になりました。

ただ朝方ドル円は、108.8円から108.5円にまで下落。株価は好調であるものの、市場は厳しいのでしょうか?しかし108.5円に落ちたドル円は上下したものの、東京時間終盤には108.8円にまで駆け上がりました。一方ユーロドルはと言うと、1.164ドルから1.167ドルまで上昇しました。

ユーロドルで気をつけておきたいのが、イタリア政局です。警戒感は後退しているからとは言え、まだまだ油断は禁物です。良い方向へ転がってくれると、一気に駆け上がる可能性もあります。しばらくは政治に振り回されそうです。

一方、欧州株は堅調に推移しています。大注目のイタリア株も、今日は堅実です。市場ではイタリア政局が落ち着くのではとの見方が広がっており、イタリア株に買い戻しが入りました。

ユーロドルもイタリア株価に合わせてかどうか、堅実に推移しています。欧州時間序盤から1.17ドル台を回復。大きく下がった分を何とか取り戻すことはできました。しかし完全復活とまでは行かず、1.172ドルまで上昇した後は再び1.168ドルまで落ち込んでしまいました。

一方ドル円はと言うと、欧州時間序盤には109.0円にまで上昇。しかし大きく下値を広げてしまい、108.4円にまで落ち込んでしまいました。

ドル円の足を引っ張ったのが、アメリカの通商問題です。ロス米商務長官が、輸入される鉄鋼・アルミ製品に対して、制裁関税を賦課することを示唆。次から次へと全く…。というのが正直な感想です。

イタリアとスペインが悪い!

30日の日経平均株価は、2万2,018.52円・前日比-339.91円となりました。でしょうね!!理由を書きたいのですが、もう分かっているかとおもいます。イタリアとスペインが悪い。ちなみに警戒感を示した日経V指数は、18.89です。伸びました。

NY時間に思いっきり下がったドル円ですが、東京時間開始時には108.6円にまでなんとか回復できました。ただ株価が4株価だけに、上値は重いです。午後1時半に10日と25日のゴールデンクロスが発生していますが、勢いよく上に伸びるかどうかは正直微妙な所です。

一方ユーロドルはと言うと、平行線です。特にこれといった材料もなく、1.154ドルの間を行ったり来たりの展開。ただ東京時間終了時には、1.155ドルまで上昇しました。

市場への警戒感が強いので、ドル円・ユーロドルも慎重になっている節があります。

1.19ドルの壁

9日東京時間には109.4円に付けていたドル円は、欧州時間になると109.8円にまで値を伸ばしました。109.8円に上がった後は109.6円まで値を下げましたが、下値はしっかりしています。

110円台も近々、あり得るかも知れません。 ドル円が上昇したのは、欧州株や米株先物が上昇しているからでしょう。また原油先物も上がっており、安定感があります。ネガティブ材料として見られていたアメリカのイラン各合意離脱については、材料としては見られていない感じでした。

一方ユーロドルはと言うと、欧州早朝は1.182ドルまで値を下げました。その後上げに転じ、1.189ドルまで駆け上がりました。このまま行くと1.19ドル回復もありえるでしょう。しかし1.19ドルの壁は厚かったのか、1.184ドルまで値を下げました。

また先日はアメリカのイラン核合意表明により、株は売りの反応となりました。当然ドル円も下値を探る動きになると見ていたのですが、真逆です。駆け上がりました。

一体何が遭ったのか?

就活生の味方であるリクルートが、アメリカの求人口コミサイトを1300億円で買収したそうです。また武田製薬も、アイルランドの製薬会社を買収しています。早い話がM&Aです。

お陰で円が勢いづき、ドル円は109円丁度から109円半ばまで一気に駆け上がりました。一方ユーロドルはと言うと、ドル円に勢いに押されて1.187ドルから1.184ドルまで落ち込みました。 M&Aのニュースがドル円上昇のきっかけになったものの、株が…。